新米と古米なら、新米がいいですね。
新米と熟練者なら、熟練者かな。
私は、中小企業の世界にいたので、あまり新米には縁がなかったです。
得意先の社長は、ず〜っと社長のまま。
30年、40年社長。
社長を支える右腕の専務も、ず〜っと専務。
社長の座を狙うなんてありえない。
社長を支える左腕の工場長も、30年、40年工場長。
ず〜っと同じ人を相手にするというのは、ラクですよ。
鬼のような社長も、30年付き合えば・・・やっぱり鬼だけど、まあ、慣れますよ。
さて、自治会の仕事をするようになって、市役所との交渉が必要になる。
市の担当者と話してて、カックンとなることがあります。
長寿福祉課の担当者と話をしてて、要領を得ない。
聞くと、この4月から長寿福祉課に来た人なんです。
新米です。
「長寿福祉課の○○です」といわれると、わかってる人のように思ってしまう。
わかってない。
先日も、参議院選挙のことで、選挙管理委員会の人から公民館分館の利用について電話があった。
「このようにしてください」というので、「ハイ」と答えて、公民館分館利用者に話したら、利用者の高齢女性はそうじゃないという。
選挙管理委員会の人が新米で、高齢女性が熟練者なんです。
一番わかってるのが利用者で、ちょっとわかってるのが市の職員で、一番わかってないのが分館長の私です。
私を責めたって仕方ないですよ。