若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ギブアップ

今日は乗馬クラブ。

私が乗馬を始めたのは、馬に乗ると疲れると知ったからです。

馬に乗ることについてなんにも知りませんでした。
体験乗馬で初めて乗ってみて、クタクタ汗ビショになったので驚きました。

ふ〜ん、馬にまたがってすわってるだけで運動になるのか。

身体を動かすことが嫌いな私にとって、夢のような出来事であった。

すわってるだけでクタクタになる。
いいんじゃないでしょうか。

とにかく馬にまたがってるだけで、足はガクガク、息はゼイゼイ。
疲れ果てた私たちを見て、指導員がよく言ったもんです。

「みなさん、どうしたんですか。走ってるのはお馬さんですよ」

た、たしかに。

でも、走る馬にまたがってるのって、疲れますよ。
走る車に乗ってるのとちがうんです。

車は、スーッと走りますが、馬は、前後左右上下にゆれ動きながら走る。
乗ってる方も、前後左右上下に動かなければならない。

背もたれもないし、シートベルトもないし。

疲れるんです。

今日のレッスン、6人で走ってました。
馬場を、ぐるぐる延々と走る。

延々と走るのはしんどいです。
ふつう、適当に休みが入るんですが、今日の指導員は厳しくて、延々と走りました。
ぐるぐるぐるぐる走りまくった。

と、女性が一人、馬場の真ん中に馬を入れました。
みんなぐるぐる回ってるのに。

どうしたのかなと思ったら、しんどくなって走るのをやめたみたい。

こんなの初めてです。
ギブアップというやつですね。

ギブアップ、OKなんですよ。
指導員は、「しんどくなったら休んでください」「しんどくなる前に休んでください」と繰り返し言ってます。

倒れられたら大変ですからね。

乗馬クラブに、「ネバーギブアップ!」はありません。