今日は乗馬クラブ。
吹雪でした。
吹雪と言っても北海道、東北とくらべるとかわいいもんですが。
雪がある程度降って風が吹いてました。
私はまだ「脇見乗馬」ができません。
ただ歩いてるだけならできますが、駆け足で脇見する余裕はない。
指導員からよく「車を運転してる時みたいに前方を見ましょう」と言われる。
車と馬はちがう。
たぶん馬にまたがってるのが不安なんですね。
で、進行方向を見るより馬の頭を見たり何メートルか先の地面を見たりする。
今日、吹雪の中を駆け足中に、向こうの馬場がヘンな雰囲気なのを感じた。
脇見できないから何がヘンなのか確認でいない。
ちらっと眼に入るのが異様な感じ。
なんか白っぽい。
走りながら前方を見たり馬の頭を見たり何メートルか先の地面を見たり向こうの馬場の異様な雰囲気を感じたりで忙しかった。
レッスンが終わって馬を引いて向こうの馬場に向かう。
ちょっと見ただけでは何がどうなってるのかわからなかった。
馬に白い長細いものが乗ってる。
なんだろうかとよく見たら、ウエディングドレス姿の女性でした。
吹雪の中のウエディングドレスというとアザラシの皮にダウンを詰め込んだエスキモー仕様と思う人もいるでしょうがふつうのでした。
下の人がぱちぱち写真をとってる。
コマーシャルの撮影かと思って聞いたら、クラブの会員さんが結婚するんだそうです。
吹雪の中、肩も背中も丸出しのむき出しで見てるだけでふるえあがった。
けなげにもというか気丈にもというかウエディングドレスの女性は終始にこやかであった。
馬の前で引き綱を持ってる男はどう見ても「馬丁」「従僕」という感じでしたが「花婿さん」でした。
お二人の行く手に幸多かれとふるえながら思いました。