4歳児ゆうちゃんと遊ぶとおもしろいです。
1歳児しょうちゃんや2歳児あきらくんとはレベルのちがうおもしろさです。
「ことば」の威力かな。
威力を持つ前の言葉の魅力かな。
プラレールで遊んでました。
最近のゆうちゃんは、線路をかなり複雑につなぎます。
直線曲線、上げたり下げたり。自由自在です。
我が家の2階の子供部屋というか孫部屋というか、まあ一室を線路が占拠してます。
部屋いっぱいなので、ドアを開ける時よほど注意しないと線路にあたって壊してしまう。
きのう私が壊したのを、ゆうちゃんは非常に腹を立ててた。
そして、厳しい目で私をにらんで、「おじいちゃん!部屋に入るときは、こうするんやで!」と言って、入り方を演じて見せた。
ドアを三分くらいそ〜っと開けて、身体を忍者みたいにななめにして、するり〜っと入る。
何度も、忍者みたいにするり〜っとやって見せて、「おじいちゃん!こうやるんやで!わかった!?こうしたら壊れへんやろ!」
プラレールごっこの時の私に対する指示も、そのポイントを見てろとか、橋げたを支えてろとか、いろいろ細かいことを言います。
私が、ふと思いついて、積み木でトンネルを作りました。
それを見たゆうちゃんは、ちょっと見直したという顔で、「おじいちゃん、考えたなあ!」
かっくんとなりました。
じっとトンネルを見ていたゆうちゃんは、すき間を見つけたんですね。
かっくんとなってる私に追い打ちをかけるように言いました。
「おじいちゃん!すき間があったらあかんねんな、トンネルっちゅうもんは!」
ト、ト、トンネルっちゅうもんは、って、どこのおっさんじゃ。