2月1日、「骨折で欠席」という話を書きました。
自治会の97歳男性Aさんが、骨折したので、週に一度の防犯パトロールを欠席するということを断るために杖をついてやって来たという話でした。
今日、防犯パトロールだったんですが、Aさんがまたもや杖をついて現れた。
骨折した肋骨はまだ痛むけれど、そのあたりだけでもパトロールしたいとのことです。
97歳のAさんに向かって、「安静にしてなさい」、というような説教じみたことは誰も言えない。
勝手にしなさい、というような突き放したことも言えない。
杖をついて、にこにこ顔のAさんに向かっては、誰も何も言えない。
パトロール隊員一同、Aさんに向かって、にこにことうなずくばかりである。
なんちゅうかもう、Aさんにとって、肋骨を骨折してもパトロールに参加するということが生きがいなんですかね。
いや、もはや、骨折したということさえ生きがいになるのかもしれない。
97歳ともなれば、とにかく、あらゆることが生きがいになるのかもしれない。
パトロールから帰ったら、ウチには、4歳児ゆうちゃん、2歳児あきらくん、1歳児しょうちゃんが勢ぞろいしてた。
3人を見てると、97歳Aさんに近いような気がしてきた。
Aさんは、97歳の高齢者というより、「97歳児」と言った方がいいのかもしれない。
Aさんが、ゆうちゃん、あきらくん、しょうちゃんと混ざってプラレールで遊んでいても、ほとんど違和感ないと思います。
4歳児ゆうちゃんにはちょっとついていけないかもしれんが、あきらくんとしょうちゃんといっしょならだいじょうぶと思います。