朝日新聞で、腕時計の特集をしてました。
某出版社の社長さんが、腕時計について熱き思いを語ってます。
熱すぎて気持ち悪い。
腕時計に関心興味一切まったくぜんぜんなし。
中学生になるとき、親が買ってくれた。
あのころはそういう「風習」だったと思います。
中学生には腕時計と万年筆。
もらったけど使いませんでした。
高校になっても、使うのは試験の時だけ。
学校の帰りに、クラスや美術部の友達とよく喫茶店に行きました。
2年生の時だったか、定期試験がすんで喫茶店に行ったとき、美術部の友人Aくんが、腕時計を渡せというんです。
渡すと、彼はナイフを取り出して、腕時計のガラスをはずした。
そして、時計職人みたいに、長針と短針をはずして、文字盤をはずしてしまった。
それから、長針と短針を戻した。
で、私の腕時計は、文字盤なしになってしまった。
A君は、前から自分の腕時計の文字盤をはずしてたんです。
私のもはずしてしまった。
「かっこいいだろう」というんですが。
ふだん腕時計を使うわけじゃないし、まあいいかと思ってそのままにしてました。
大学でも、腕時計は試験の時くらいしか使いませんでした。
仕事をするようになってからも腕時計はほとんど使いませんでした。
とくに必要は感じませんでした。
子供ができたころだったか、愛用(?)の腕時計がついに動かなくなった。
なしでも困るかなと思って、近所の安売り店で1000円の腕時計を買いました。
父が死んだとき、形見の品として腕時計を受け継ぎました。
それからですよ、私が腕時計をするようになったのは。
たまに忘れることもありますが、