若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

選挙2

きのう、自治連合会の役員Aさんに会いました。

投票立会人を務めた方です。
立会人は、午前、午後二人ずつ必要です。
連合の役員会で募ったら、最初に手を上げたのが私と同年配の男性Aさんです。

「一度やってみたいと思ってたんです」

去年の私と同じですね。

そのAさんが開口一番、「いやあ、お年寄りが多いですねえ!」

去年の私と同じ感想です。

そして、「ヘンな人もいますなあ。かなり高齢の男性が、ワアワアわめいてました。頭おかしいのかなと思ったら、市の職員だった方で、昔の部下の誰はどうしたとか、いろいろ大声で言ってました」

去年と同じですね。
私も、去年その男性を見て、頭のおかしな人かと思いました。

今年は、認知症と思える女性が二人投票してました。

一人は息子さんと思える人がついてきてた。
あれこれ指示してました。

もう一人は、ご主人と思える人がついてきてた。
ご主人は、非常に温厚で忍耐強い方でした。

「ここに名前を書くんやで」と言って、自分はその場を離れて、じ〜っと待ってました。

おばあさんは、いつまでたっても書かない。

すると、また近づいて、「ここに名前を書くんや」と穏やかに言って、その場を離れてまたじ〜っと待ってる。

何度か繰り返して、やっと投票箱へ入れると、次の比例区で、また同じことの繰り返しです。

なぜつきっきりで書かせないのかと思いました。

記載所から離れて、おばあさんをじっと見守ってるおじいさん。

実に複雑な一票だと思いました。