「文盲」という言葉は使わない方がいいと聞いたことがあります。
差別用語というか不快用語というか、そんなことらしい。
「非識字」という方が良い、というんですが。
まあ、私はどちらも使ったことないし、これからも使うことはなさそうです。
3歳になったばかりのあきらくんは、字は読めませんが、文盲でも非識字でもないと思います。
きのう、幼稚園年長さんゆうちゃんと、あきらくんがいる時、字の話になった。
私が、ふざけて、「あきらくんは、字、読めるの?」と聞いたら、あきらくんはすました顔で、「読めるよ」と答えました。
当然でしょ、という顔であった。
弟の可愛い嘘を笑って聞き流すほどの人間的大きさは、まだゆうちゃんにはありませんよ。
あきらくんをキッとにらんで、「読めへんやん!あきらくん、読めへんやろ!」
あきらくんは、落ち着き払って、涼しい顔で、「読めるよ」
弟のかわいい居直りを笑って見守るほどの人間的大きさもまだ備わっていないゆうちゃんは、一層激しく、「読めへん!あきらくん、読めへんやん!」と糾弾するのであった。
あきらくんは、しれ〜っとした顔で、冷たくゆうちゃんを見ていました。
「フン!しつこいやっちゃなあ。おとなげないなあ」という雰囲気であった。
今回の非識字論争、あきらくんの不戦勝かな。