3歳直前児あきらくんは、このところ、なんでもかんでも「イヤ!」です。
とにかく、「イヤ!」です。
そういう時期なんです。
ゆうちゃんにもありました。
ゆうちゃんのは、わかりやすいというか、単純というか、なんちゅうか、対処法がありました。
「ゆうちゃん、ごはん食べなさい」
「イヤ!」
「ゆうちゃん、ごはん食べたらダメ」
「食べる!」
すべてその調子で片付きました。
まあ、ラクであった。
あきらくんは、そうはいきません。
何が何でもイヤ。
どう転んでもイヤ。
徹底的にイヤ。
今日も、イヤ!、イヤ!、イヤ!連発のあきらくんに、ママはあきらめ顔でした。
「いま、あきらくん、究極のイヤイヤ期・・・」
私はそれを聞きまちがえました。
「いま、あきらくん、究極のイライラ期」
え!「究極のイライラ期」?!
あきらくん、だいじょうぶかな。
メンタル面で何か・・・。
一瞬のち、気がつきました。
「究極のイヤイヤ期」
それならだいじょうぶ。
イヤイヤ期とイライラ期は、大変なちがいですよ。