野球の映画じゃないですよ。
1956年、ロック・ハドソン、エリザベス・テーラー、ジェームス・ディーン出演、3時間以上というハリウッド超大作です。
名前だけ知ってましたが、このたび、見る気になりました。
安いからというのが大きい。
私の場合、かなり大きい。
何かを選ぶ場合、いろんな要素がからみあいますが、値段が安いと他の要素がかなり縮小します。
複雑にあれこれ考えていたのが、値段が安いというだけで、すごくスッキリしてしまう。
このDVDの特典映像で、関係者が映画の「配役」について語り合ってます。
俳優を選ぶとき、その役に合ってるかどうかはたいした問題じゃないそうです。
一番の問題は、その映画を撮るとき、身体があいてるかどうかだそうです。
なるほどね。
さて、3時間の超大作、たいくつしませんでしたよ。
しませんでいたが、終わったときは、「え!?なにこれ?」と思いました。
まあ、いいんじゃないでしょうか。
安かったし。
当時、メキシコ人差別がひどかったようです。
それがテーマであるかのようにしつこく描いてます。
ハリウッド娯楽長大作でここまでやるんだと感心しました。
原題は、『GIANT』なんですが、邦題は『ジャイアンツ』です。
どっちでもいいけど、私のなかでは、「ジャイアンツ」というと、「不滅の読売巨人軍」という感じだし、「ジャイアント」というと、16文キックの馬場さんです。
日本公開当時、ジャイアント馬場さんのデビュー前だったので、「ジャイアント」になじみがなかったからですかね。
特典映像まで入れると、かなりおとくです。