入院してました。
先ほど、退院して家に戻ったとこです。
10月初めからのせきが長びいて、14日にかかりつけの医院に行ったら、なんと、「肺炎」との診断でした。
通院治療でよくならないので、18日に大きな病院を紹介してもらって、入院治療ということになりました。
生まれて初めての入院で、生まれて初めて、1週間、ぼ〜っとしてました。
熱があるのはまだいいんですが、せきが止まらなくて、腹筋が痛い。
初めての入院でしたが、食事はおいしいし、看護婦さんはやさしいし、もう1週間くらいいてもいいかなという感じでした。
最初の日は、しんどかったです。
しんどくて病院に行ったのに、検査検査で2時間ほど車いすにすわりっぱなし。
これはこたえました。
なんとかならんのか。
肺炎で入院というのが、ちょっとピンと来ませんでした。
私のトシですから、友人たちと飲んで病気の話になることが多いです。
ガンとか高血圧糖尿の話はよく出るけど、肺炎はなかった。
入院中、毎日採血がありました。
初日、中年の看護婦さんが、「わ〜!いい血管ですねえ。太くて、浮き出てて!」とほめたたえてくれました。
以前、献血の時にほめられたことがあります。
「立派な血管ですねえ」と言われた。
まあ、どちらも職業的賛辞ですね。
仕事がしやすいということでしょう。
さて、二日目。
若い看護婦さんが、私のウデを取って、「ま〜!なんて素敵な血管なんだ〜!」と叫びました。
目がキラキラ輝いてました。
よだれをたらして、今にもかぶりつきそうで、プリンセス・ドラキュラという感じでした。
職業的ほめ言葉という感じはしませんでした。
「血管マニア」「血管ファン」「血管オタク」。
損得抜きで、純粋にほめてくれたと思います。
というか、この病院に来る患者、ろくな血管の持ち主がいないのか。