自治会の来年度役員選びの季節です。
ちょっと早いのじゃないかと思うんですが、たぶん、なかなか決まらないので、早め早めになってるんだと思います。
4月から新年度で、11月くらいから、そわそわです。
ウチの自治会では、まず班長を選びます。
選ぶと言っても、班長は輪番で、自動的に決まる。
自動的に決まるんですが、そこは高齢化時代、高齢のため班長任務が負担であるという方は辞退できます。
それはいいんですが、高齢のため班長を辞退した方が、ゴルフに通って、スポーツジムで泳いでという話を聞くと、ちょっとどうかと思います。
逆に、当然辞退されるだろうと思った方が、引き受ける場合がある。
今年、93歳の男性が、「最後のご奉公」と班長を引き受けて、班長会議に一度出て、「皆さん、何を言ってるのか聞こえません」とのことで、隣町に住む娘さんとバトンタッチされました。
これまでにも、認知症気味の女性が引き受けて困ったことがあるとか、いろいろ大変です。
今年の班長が出そろったので、自治会のドンAさんに見てもらった。
班長名簿に目を通していたAさんが、素っ頓狂な声で叫んだ。
「え!これはあかんで!こんなあほみたいなおっさん、班長でけへんで!」
そ、そうなんですか。
今年の班長さんの中で異色は、「聴覚障碍者です」と書かれていた方です。
「班長会議には、手話通訳が同行します」とのことです。
300世帯800人、いろんな方がいて当然です。