幼稚園年長さんのゆうちゃんと、3歳児あきらくんとですごろくをしました。
二人とも、すごろく初体験です。
まあ、あきらくんにとっては、体験のうちに入らんですな。
すごろくについて説明したら、ゆうちゃんは、すぐ理解しました。
サイコロを振って、出た数が多いとたくさん進める。
たくさん進むと勝つ。
単純なゲームであると理解した。
で、ゆうちゃんは、サイコロを振って、「6」が出ないとやり直す。
何かと理由をつけてやり直す。
「あ、あきらくんの手にあたった。もう1回」
「あ、おじいちゃんの手にあたった。もう1回」
「あ、いまのおかしかった。もう1回」
どうにも理由が見つからないと、サイコロをテーブルから落とす。
落としたサイコロは、必ず「6」なんです。
にこにこしながら拾い上げて、「あ〜、6や」
ゆうちゃんが振ると「6」ばっかり。
圧勝です。
もう一度やりましたが、また圧勝。
「もう一回やろうか」と言ったら、あきらくんは、「もういい」と言いました。
そうでしょうな。
二回付き合ったらたくさんでしょう。
ゆうちゃんも、「もういい」と言いました。
勝利の方程式を知ってしまったらおもしろくないのかな。
子供に「勝たせる」というのもよくないですが、ウチの子供たち相手に、カルタやトランプをして、たまたまこっちが勝ってしまったために悲惨なことになった記憶があるもんで。
三十年ほど前、私と息子がサッカーゲームをしてて、私がリードすると息子が泣いて、それを姉二人がにやにや眺めてるというようなこともありましたな。
孫は泣かせたくないもんです。