若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

病める時も健やかなる時も

公民館分館の分館長として、いろいろやってます。

今日は、利用団体の世話役の女性Aさんが、公民館保険のことでウチに来られた。

お顔は知ってたんですが、話をしたのは、先月、今回の保険のことが初めてです。
最初、Aさん宅にお邪魔したんですが、80過ぎとお見受けしてたので、話がうまく通じるかちょっと心配でした。

心配無用であった。
耳も頭もだいじょうぶ。

二回目は、書類を持って行ったんですが、これもだいじょうぶでした。

今日も、行きますと言ったんですが、郵便局に行くついでがあるからとウチに来られたんです。

四種類の書類の書き方を伝えました。

だいじょうぶ。
すっきりてきぱきだいじょうぶ。

用件がすんでから、いろいろ話してたんですが、Aさんが89歳と聞いてびっくりしました。

分館の利用者は元気な高齢者が多いですが、足、耳、頭、三拍子そろうというのは珍しい。

一番先にガタがくるのは、アタマです。
多いんですよね〜。
なかでも、60過ぎたばかりなのに、アノ・・・いや、Aさんの話でした。

Aさんの話では、Aさんのグループでも、休会、退会が増えている。

とくに女性が大変である。
夫が病気とか怪我になると、病院について行ってやって、先生の話まで聞いてやらなければならない。
自分が病気の時は、一人で病院に行って、食事も洗濯も掃除も自分でやらなければならない。

「病める時も健やかなる時も、世話をするのは妻ですわ」と、すでにご主人を見送って結婚の誓いを全うされたAさんは、おだやかににこやかに笑っておられました。