奈良県立美術館に行ってきました。
私にとって好感度ナンバーワン美術館です。
いつもすいてるから。
今日もすいてました。
「不染鉄(ふせんてつ」という日本画の人の回顧展です。
名前も知りませんでした。
「忘れられた画家」ということですから、知らなくて当たり前です。
見てて、しみじみしました。
しみじみと、いいなあ、というのではなくて、しみじみと、なんちゅうか、生きていくのは大変ですなあという感じがする絵です。
美術館を出て、戒壇院に向かう。
戒壇院の近くの画廊で、町内の若い女性が木工展をしてるんです。
美術館を出たら、鹿が二頭歩道を歩いてきた。
二頭とも、何が気に入らんのかおもしろくなさそうな顔で歩いてる。
すれちがう時、「こんにちは」と声をかけたけど、知らん顔であった。
私は、「奈良の鹿愛護会」の会員ですよ。
会費のほかに「エサ代」も払ってるんですよと言おうかと思ったけどやめときました。