二十年ほど前ですが、ある人と話してて、「少子化というけど、実感がないなあ」と言ったら、「なに言うてるねんな!おそろしーで!」と言われた。
その人は、本屋さんで、小学校に教科書などを納入してたんです。
年々納入量が減っていくのでひしひしと実感してるということでした。
きのう、我が母校大阪市立夕陽丘中学校の同窓会誌が届きました。
夕陽丘(ゆうひがおか)。
うっとりするほど美しい名前ですが、美しい学校ではなかったし、美しい環境でもなかった。
吐き気がするほどでもなかったけど、まあふつうの中学校でした。
私にとっては、ほとんど何の思い出もありません。
混んでたというくらいかな。
小学校から大学までのなかで、一番影が薄いです。
同窓会誌の校長先生のあいさつを読んで、少子化!と思いました。
今年の卒業生が190人、新入生が140人というんです。
全学年4クラスだそうです。
私の学年は、14クラスで700人以上でした。
私の下の学年は、17クラスで900人近かったと思います。
恐ろしい減り方ですね。
私の一年生の時の担任の先生が亡くなってました。
私の三年生の時赴任してきた、体育の若い女の先生が寄稿されてます。
大学卒業したてだったようです。
水泳の選手だったと聞いてましたが、ずっと水泳一筋で活躍し、現在も活動されているようです。
同窓会費納入の、卒業年度別実績一覧表が出てます。
60歳以下で同窓会費を払ってるのはほぼゼロです。
我が母校の同窓会はお先真っ暗のようです。