男の子は恐竜が好きですね。
もちろん、恐竜愛ずる姫君もいるでしょうが。
去年の暮、家内と本屋で恐竜の本を見つけた。
「小学館の図鑑NEOのクラフトぶっく:りったいティラノサウルス:ビッグ!」
「全長約1メートル、高さ約50センチ。親子で挑戦!はさみのいらない巨大紙工作」
表紙には、「でか〜い!」ティラノサウルスを持ってにっこり笑う男の子とパパ。
これはいい!と家内と意見が一致、買って帰りました。
本を開いて、二人で顔を見合わせた。
制作の目安は三日!
う〜む・・・かなりややこしそうである。
誰が作る?
「しょう〜もないもん買って!」とパパ、ママから大ブーイングが来そうである。
これはまずい。
隠しておこう、ということになって、押し入れに隠しました。
ところが、一昨日、小学一年生のゆうちゃんが来て、見つかってしまった。
当然、作って作って!ということになって、仕方なくママが作り始めた。
途中まで作って疲れ果てて帰った。
今日またやってきて続きを作って、胴体ができあがったところで疲れ果てて帰ったという家内の報告を聞いて、娘一人に苦労はさせぬ、あとはまかせろ、ティラノサウルスの右足から左足、ハサミはいらないとはいえ、プチプチと部品を切り取って、山折り谷折りを繰り返し、しかし、「山折り谷折り」とはうまいこと言ったもんだなあ、英語ではなんというのか、マウンテンフォールド、バレーフォールドかなあなどと考えながら、ここをあそこに差し込んで、裏からセロテープを張りながら、これを考えた人はえらいなあと感心している場合じゃない、最後のもうひとがんばり!と気合を入れなおして完成したときには、目も指も肩もクタクタでした。
娘が途中まで作って私が完成させたんですが、「親子で挑戦」って、そういうこと?
足元の緑は草、白っぽいのは岩です。