人間には、「熟慮慎重派」と「軽挙妄動派」があると思います。
だいたい男は軽挙妄動派です。
男は妄動します。
ウチの子供を見ててもそう思ったし、孫を見ててもそう思います。
神戸から、はなちゃん、ことちゃん姉妹がやってきた。
ゆうちゃん、あきらくん兄弟も合流。
遊ぶのを見てると、ゆうちゃん、あきらくんはろくなことをしない。
いや、ろくでもないことをすると言った方がいいか。
たとえば、ゆうちゃんがクレヨンを何本も削って削りかすを混ぜ合わせて喜んでる。
「やめなさい。なんでそんなことするの」と言ってもやめない。
うれしそうに削っては大量の削りかすを混ぜ合わせてる。
その姿をしみじみと眺めて思ったのは、こういうろくでもないことをするのが男というもので、そしてこういうろくでもないことをあれこれ1000万回くらいやってみると、そのうち1回くらいくらいは「アタリ!」になるのじゃないかということです。
その「アタリ!」が人類の進歩につながるのだと思うと、クレヨンの削りかすをぐちゃぐちゃ混ぜ合わせて喜ぶゆうちゃんがなんだか頼もしく・・・見えんな。