若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『シェーン』

名作の誉れ高い西部劇映画『シェーン』をDVDで見ました。

どういうわけか、何種類ものDVDが出てて、好きな人は何種類も買ってます。
字幕がちがうとか言うんですが、なかには「ドイツ版がいい」と言ってる人もいます。

で、見たんですが、これ、名作?

まあ、ふつうに西部劇だと思います。
悪者がいて、善人がいて、いい奥さんがいて、いいガンマンが出てくる。

いいガンマンが悪者を二人だけ殺して去っていく。
あとどうするの?と心配です。

う〜ん、「西部劇」という特別のジャンルがあって、「俳句は五、七、五」みたいに西部劇にも決まりがあって、その決まりの中では少々の無理も不自然も許されるのだ!とにかくなにがなんでも「西部劇」を作るのじゃ!ということなら、まあこれでもしかたないかな。

西部劇ってどんなんですか?という人は見てもいいんじゃないでしょうか。

この前見た西部劇にも、悪者のやり手の強欲牧畜業者が出てきました。
悪徳牧畜業者対善良個人農民というのが、西部劇の一つのパターンなんですかね。

今回の悪者は、自分たちの正当性というか既得権を熱烈に叫んで、政府はコロコロ方針を変えるな!と訴えてるようで、聞いてる分には一理あると思いました。

「西部劇」を楽しむには、アメリカの「自営農地法」について勉強する必要があると思います。