若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

消防訓練

新型コロナウイルスの影響がいろいろ出てきてます。

近所の公民館分館の消防訓練も中止になりました。

分館の消防訓練は私の自治会公式業務デビュー行事です。

2015年に自治会長を引き受けたら、連合会の副会長も兼任することになって、その副会長のお仕事として公民館分館の防火管理者になりました。

2015年2月、任期前でしたが勉強のため分館の消防訓練に参加して、当時の責任者Aさんの仕事ぶりを見学しました。

分館利用者や担当職員などを集めて年2回訓練を行います。

Aさんが、消防法や避難の時の注意などいろいろ詳しく話したので、こんなこと私にできるだろうかと心配になりました。

そう言ったらAさんはにやにや笑って「だいじょうぶですよ」と言いました。

だいじょうぶでした。

口から出まかせで何とかなるもんです。

一番驚いたのは、Aさんが火災報知機のボタンを押して「火事です!火事です!直ちに避難してください!」と言う放送が分館に響き渡ったのはいいけど、とまらなくなったことです。

エンエンと鳴りつづけてどうしようもなくなって、業者に来てもらって止めてもらったんです。

Aさんはそれまでボタンを押したことがなかったそうです。

業者さんによればよくあるパターンだそうで、「こういう小さな施設では大声で叫べばすむことなんで、火災報知機のボタンは押さないでください。とまらなくなって呼ばれることが多いので困るんです」とのことでした。

そういうわけにはいかないので、私は何度も何度も練習しました。

口から出まかせはいくらでもできるけど、手から出まかせはないと痛感しました。

2015年5月に防火管理者講習を受けて資格を取りました。

講習で驚いたのは、講師が「縄梯子などの緊急避難設備は訓練で使わないでください」と言ったことです。

慣れない人が訓練で使って大事故が起きることが多いそうです。

連合会の役員は3年間勤めましたので、分館の消防訓練は6回経験してます。

消防法で定められた訓練なのに実施していない分館もあると聞いて驚きました。

 

さて、今日の本題です。

朝日新聞奈良版。

奈良県消防学校で、消防法で定められた消火、避難などの訓練をこの5年間行っていなかったことが発覚、校長が謝ってます。

所轄の消防署には「年1回実施します」と言う計画書を提出してたそうです。

(追記:きのう、学校が休みになって子供たちが喜んでるだろうと書きましたが、神戸のはなちゃん、ことちゃんは学校に行きたいと言ってさびしがってるそうです。小学生の皆様、失礼しました。)