若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

コロナ自粛

コロナウイルスで気分的にぱっとしませんね。

ウチの孫たちが来ても家に入らず庭で会う。

お隣の孫なんか他府県だから、ゴールデンウイーク中何度かそっと来てそっと帰ってる。

人目をはばかるというか人目をしのぶというか微妙な雰囲気。

「夜霧のしのび逢い」ならぬ「コロナのしのび逢い」という感じです。

 

なんかスカッとすることないかなと考えてたんですが、そうだ!M君に電話しようと思いつきました。

M君の気楽な声を聞いたら気も晴れるというもんです。

知り合って50年、私の知る中で一番気楽な人です。

肩書は陶芸家ですが、私の中では「気楽な人」で通ってます。

陶芸と言えば土と炎ですが土も炎も感じない。

20時間ほど前に火が消えてかすかに温かみの残る陶芸の窯という感じがすると言えばちょっとほめ過ぎかな。

この50年、彼にも人なみにいろんなことがありましたが人なみ外れて気楽。

そう言われたらふつうはイヤな顔すると思うけどうれしそうな顔をするところがニクイ。

 

で、電話をしてみたんですが、いくら気楽なM君とは言えこのコロナ騒ぎは少しはこたえてるんじゃないかという私のかすかな懸念を吹き飛ばすようないつにも増して気楽そうな「ごぶさたです~!」という明るい声を聞いて、この男ひょっとしてコロナを知らないんじゃないかと一瞬心配しましたが、一応知ってたみたい。

 

個展やデパートでのイベントが中止になったと明るく語った。

で、ヒマを持て余してるので大阪に出てきませんかと言うのできっぱり断ったら奈良に行くというのでこれもきっぱり断りました。

未練がましく「奈良で二人でドライブしながらしゃべりましょう」と言うんです。

いらんわ。

時節柄あまり気楽なのも考えもんです。