夕刊で、「賭け麻雀を認める」とは早いじゃないですか。
なぜ認める?
サンケイの記者二人と朝日の記者、みんな古い付き合いでしょ。
口裏合わせて「賭けてません」と言えばいいじゃないですか。
「うそつけ!」とガンガン言われるとは思いますが、素人じゃあるまいし、検事長と新聞記者、修羅場は何度もくぐってるはずです。
カエルのつらにしょんべん何を言われてものらりくらり柳に風暖簾に腕押し知らぬ存ぜぬで押し通すくらい朝飯前でしょう。
それも相手は週刊文春ですよ。
これが賭け麻雀の現場に警視庁が乗り込んで「御用だ!動かぬ証拠はこれこの領収証!」ならアウトです。
「領収証
サンケイ新聞様。
金五十八万三千円也
但し賭け麻雀代金。
黒川検事長(印)」
これならダメ。
あっさり認めたとこを見ると検事長、領収証書いてたのかな。
きっちりした人だから。
それにしてもおかしい。
黒川検事長は渦中の人ですよ。
渦中も渦中大渦中、カチューシャ可愛や別れのつらさてな気楽なことを言ってられる立場じゃない。
渦と言われて私なんかが思い浮かべるのは蚊取り線香くらいですが黒川さんは日本国を揺るがす大渦の真っただ中に居るんですよ。
マスコミにつけ狙われてると思わないんですかね。
ほとぼりがさめるまでおとなしくしてようと私なら思いますがそんな気の小さいことでは検事長にはなれないんでしょうな。
言い訳は考えてたと思います。
「検事長!緊急事態宣言の中、三密禁止を破って麻雀とは!」
「いえ、麻雀は四密です」
「こりゃまた失礼いたしました!」
これで済むと思ってたかもしれない。
いろいろ考えてたはずです。
何しろ検事長ですからね。
「麻雀ではありません。四人で百人一首してたんです。私の得意札は『あまつかぜ』です。坊主めくりは弱いです」
「麻雀ではありません。四人でトランプしてたんです。私は神経衰弱に強いんですが、七ならべはサンケイの加計さん、ババ抜きは朝日の森友さんが得意です」
これで逃げ切れると思うんですが、検事長、攻めるのは強いけど守りに弱いのかな。
あまりのあっけなさに安倍さんたちあきれてると思います。
「案外頼りなかったなあ。定年延長してもアレではなあ・・・」