イギリス馬場馬術選手カール・ヘスターの『金メダルへの道』(私が勝手につけた題)を読んでます。
英語の本は目にやさしい。
アタマにはやさしくない。
あちら立てれば。
順調に読んでたんですが、今一気に私の得意の飛ばし読みモードに入ってます。
ややこしいところはどんどん飛ばす。
なにがややこしいか。
人の名前がガンガン出てくるんです。
カール・ヘスターの金メダルへの道で重要なコーチとか監督ならおぼえますが、ただの飲み友達の名前ならおぼえる気がしません。
ただの飲み友達に私の限られた記憶力を使いたくない。
どういう関係かよくわからん人がたくさん出てくる。
日本なら単純だ思います。
女子マラソンの有森さんなら、「高校陸上部の監督、大学陸上部の監督、そしてリクルートの小出監督に大変お世話になりました」でおしまいだと思います。
あと、「ランニングシューズではアシックスさんにお世話になりました」くらいかな。
有森さんがアシックスかどうか知らんけど。
カール・ヘスターの本に出てくる人の名前にこんなのがあります。
「Podhajasky」「Bechtolsheimer」
最初見た時はなにかの呪文かと思いました。
両方とも馬術の世界では有名な人のようです。
人の名前だけでもややこしいのに馬の名前が出てくる。
馬術選手だから当然です。
女子マラソンなら単純です。
アシックス、ナイキ。
アシックスにこだわるようですが、身内に関係者でもいるんじゃないかと疑われてもしかたない。
馬の名前がややこしい。
日本なら単純です。
「若草鹿之助がディープインパクトと出会った時・・・」
どっちが人でどっちが馬かわかります。
「Miles」さんの馬が「Merlin」なんですが、どっちが人でどっちが馬かわかりません。
馬の話の時はカタカナが便利であるという重大な発見をしました。
イギリス人に教えてあげたら喜ばれるのではなかろうか。
この本を読んでて思ったんですが、カール・ヘスターはイギリスでは有名人である。
だからテレビや雑誌でいろいろ話題になってて、この本に出てくる人や馬はよく知られている。
だから説明なしで使ってもこの本を読むような馬術ファン、カール・ヘスターファンにはわかるのであろう。
ファンでない私が飛ばし読みするのはしかたない。