朝日新聞朝刊。
「オンライン10万円」という見出しを見て大学の授業料かなと思ったら、いつもの早とちりで「ライオン10万円」でした。
「ライオン10万円」も何のことかわからんけど、動物園でライオンが余ってて20万円とか10万円、なんならタダでひきとってください、というようなことになってるらしい。
まあ、いくらタダでもライオンはひきとれませんよ。
4畳半というわけにはいかんし肉も三食合い挽きミンチでは満足してくれんでしょう。
動物の身になれば「動物園」というのもむずかしい施設ですね。
「オンライン動物園」では物足りないし、アフリカまで見に行くのもたいそうだし。
コロナ騒動で、「オンラインなんとか」「リモートかんとか」がふえてます。
先日テレビで「オンラインお遍路さん」だったか「リモートお遍路さん」だったかをやってました。
四国だったか西国だったかの何十何か所めぐりです。
「代参」というのがあるんだから「オンライン」「リモート」もありかな。
平安時代だったか、代わりにお参りしてもらうだけではなく、代わりにおこもりしてもらって夢のお告げを見てもらうというのもあったみたいです。
わけわからん。
どこまでも楽をしようというかずぼらしようとする。
人間の英知には限りがない。
人間の英知に代わってもらおうというのが「AI」とかいうやつですかね。
究極のずぼらか。
かわりに考えてもらう。
いや、代わりに考えてもらうと言うと人間廃業みたいだから、代わりに考えさせるというほうがいいかな。
どっちでもいいか。
代わりに食べてもらうのはおもしろくなさそうである。
代わりに病気になったり死んだりしてもらうのも考え物ですよ。
自分の身代わりだと思うと見てられないと思います。
代わりに死んだりされたらつらくて後追いということもありうる。
こういうあほなことでも「AI」は考えてくれるのであろうか。
たぶん「それは人間の仕事」と言うと思う。
失礼しました。