イギリスの馬術選手シャーロット・デュジャダンの『金メダルへの道』を読んでます。
馬の話が出てきます。
あたりまえです。
名馬が出てくる。
名馬と言えば、う~ん・・・シンザンかな。
競馬に関心がないので、シンボリルドルフとかディープインパクトあたりの名前をおぼえてるくらいです。
競馬で速く走って勝って稼ぐ馬が名馬というのはわかりますが馬術の世界にも名馬がいるようです。
演技がうまいんでしょうね。
馬術の選手は、乗ってる馬で大きな大会でいい成績を収めてその馬を高く売るということもお仕事の一つみたいです。
そういう名馬を買って乗りたいというお金持ちがいるんでしょう。
シャーロットは親が1万8千ポンドで買ってくれた馬に乗ってた。
2、300万円でしょうか。
その馬で世界選手権やヨーロッパ選手権で活躍したんですが、譲ってほしいという人が現われて売ってます。
長年かわいがった馬を手放すのはさびしかったけど、これもお仕事と自分に言い聞かせて手放した。
値段は書いてない。
買った値段は書いてるのに。
かなりのお値段だったことはわかります。
千坪の家を買って、親のローンを払ってやって、まだそこそこ残ったんじゃないの、という感じです。
ヨーロッパの馬術界で超一流の馬が10億円以上で売れたとか言う話ですからすごいです。
愛馬の現役引退後、手元において最後まで見てやるというのが理想のようですが、なかなかそうはいかないみたい。
彼女がオリンピックで乗った馬はヴァレグロという名前で、オリンピック二連覇ですから超一流馬です。
大観衆を集めて「引退記念興行」をやったんですからすごい。
シャーロットによればこの馬をひとことで言うと「食い意地が張ってる」。
とにかく食う。
食って食って食って食いまくる。
「そこが私と似てます」と言うんですからシャーロットさん色気ないです。
ヴァレグロを野原に連れだしたら草を食べるのに夢中になって食べつかれてやっと頭を上げてくれるくらいだそうです。
食べることにかけては馬並みのシャーロットですが、はじめてアメリカの馬術大会に行った時アメリカの食事量に驚いてます。
レストランで注文した料理が来たとき、「これ、私一人で食べるの?」と思ったそうです。
「正気の沙汰ではない」と書いてます。
アメリカの馬小屋の豪華なのにも驚いてます。
「正気の沙汰でない食事」、「豪華な馬小屋」でトランプさんを思い出した。
いや、トランプさんが正気の沙汰でない食事量とか豪華な馬小屋を持ってるとかいう話じゃなくて、あくまでもイメージです。
選挙、どうなるんでしょう。