7月に奈良市会議員の選挙があります。
先日、自治会のAさんから候補者を連れてあいさつに行くと予告電話がありました。
Aさんは某政党の熱心な支持者というか信者というか、選挙のたびに候補者を連れてくる。
今回はさすがに「コロナ自粛」だろうと思ってたけど甘かった。
断るわけにもいかんのでしかたなく待ってたらAさんと候補者がやってきた。
7月の選挙の候補者というと、不要不急もくそもなくあっちこっち動き回り走りまわりのたうちまわり3密4蜜どころじゃない5蜜6蜜の密密でPCR検査もせず熱も計らず誰彼かまわず会いまくりしゃべりまくり握手しまくり肩たたきまくりハグしまくりチューだけはしない(たぶん)という危険極まりない要注意人物だと思います。
その警戒感を胸に秘めることなくあからさまに顔にむき出しにしてさあ来いコロナと待ち構える私にコロナじゃなかった候補者はニコニコと近づいてきた。
いちおう門は開けたけど、これが越えてはならぬ一線、ソーシャルディスタンスをお願いしますと私の目が告げるのも無視して、越えてはならぬ一線を軽々と越えてニコニコと名刺とチラシを取り出したので、手渡し厳禁非接触でお願いしますと私の目が告げるのも無視して力をこめて押し付けると憮然たる表情の私を無視するかのようにニコニコと去って行った。
この人の頭の中には有権者のはしくれである私という存在はなくて選挙運動だけがあるのではなかろうか。
こういう人はコロナもだいじょうぶと思ったのであった。