今年は何度もアゲハの旅立ちに立ち会いました。
今年はこれでおしまいと飼育箱を洗って物置に入れました。
きのうキンカンの木を見たら幼虫がいた。
うわっ!見つけてしまった、と思いました。
今年はもうおしまい!とあわてて家に入った。
なんとなく後ろめたいです。
黒い卵もいくつか見つけたけど卵には後ろめたくない。
幼虫になるとなんとなく気持ちが落ち着かない。
今朝、まだいるかなと思ってキンカンを見たらまだいました。
う~ん、まだいたのか、と思ってじ~っと見てたら幼虫がこっちを見た。
目が合ってしまった。
幼虫もじ~っと私を見てる。
ものこそ言わないが目がなにか訴えてる。
なぜ私を見る?
見るな!と逃げるように家に入った。
家内に色々話した。
私に責任はないと思うことや飼うとひと月ほど大変だということなどくどくど話した。
家内は笑って聞いてるだけである。
庭にキンカンを植えただけでアゲハの飼育責任はないはずだ。
いや、法的責任はなくても道義的責任はあるかもしれない。
裁判官の前では平気だけど阿弥陀様の前ではどうか。
とにかくあの目が気になる。
家内が、「そんなにうじうじ言ってるなら飼ってやればいいじゃないの」と言ったので飼うことに決定!
飼育箱を取り出して幼虫のいる枝を切って入れた。
葉っぱも入れてやらなければならん。
で、枝を切りに行ったら、な、な、なんとそこにも幼虫が!
まあ、ついでにもう一匹。
二匹目の幼虫を入れて葉っぱをとりに行ったら、な、な、な、な、なんとそこにも一匹!
ご、ご、合計三匹。(-_-;)
長い一ヶ月が始まります。
子育てが終わり孫の相手もだいたい終わったと思ったらアゲハ。
庭にキンカンの木がある限り静かな老後は来ないのか。