録画してあった『伝説のコンサート:松山千春』を見ました。
松山千春さんは名前を知ってるだけです。
非常に人気のある歌手だということも知ってる。
歌は聞いたことあるかもしれないけどおぼえてません。
なぜ録画したかというと松山千春さんのお父さんに好感を持ってたことを思い出したからです。
3、40年前のことですが、車を運転しながらキダ・タローさんの番組をよく聞いてました。
その番組で松山千春さんのことを取り上げたんだと思います。
記憶はあやふやです。
キダさんが松山千春のお父さんのことを紹介した。
朝日新聞の記者で左翼的思想の持ち主の硬骨漢だった。
編集方針をめぐって上司と衝突して退社、故郷の北海道に帰って自分で新聞を発行した。
左翼的な硬派の新聞で経営的には苦しいが自分の主義主張を曲げることはしない。
こういうことを知ったキダさんはどんな新聞か興味を持って送ってもらった。
届いた新聞を見て驚いた。
一面トップにでかでかと
「千春、オンステージ!」
二面も三面も四面も千春!千春!千春!
どこが左翼やねん!どこが硬派やねん!と思った。
キダさんはお父さんに電話した。
キダさんはあたたかいユーモアの人です。
お父さんに「どこが左翼やねん!どこが硬派やねん!」とあたたかく問いかけた。
お父さんはきまり悪そうに「千春のファンの購読者がものすごく増えてしまって購読者の要望にお応えするうちにこうなりました」と答えたそうです。
で、松山千春さんのお父さんに好感を持った。
それを思い出して録画したんです。
松山千春の伝説のコンサートに関心ないのに見る人もいるのである。