若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ウクライナ

ロシア軍がウクライナを侵略してるけどロシア国内では侵略と言ってはいけないらしい。

プーチンの暴挙、狂気だと思うけど、ロシア国内ではプーチンの暴挙、狂気だと言ってはいけないとは言ってないみたいなので言っとこ。

 

ウクライナというと中学で「ヨーロッパの穀倉」と習った。

ちょっと失礼な言い方じゃないかと思った。

おとなになって「シベリア抑留者の記録」という本を読んだ。

「シベリア抑留」というけど旧ソ連全域にわたって抑留されてて、ウクライナに抑留されてた人もある。

その人は「気候温暖なウクライナの農村で軽い農作業を手伝った。監視のソ連兵は昼寝してるし食事はいいしヒマだし劇場を作って芝居をしたりして過ごした。青春の夢のような2年間であった」と書いてた。

 

ウクライナというのはのんびりしたいいとこなんだと思ってた。

その後『ウクライナに抑留された日本人』という本を読んでウクライナの歴史をちょっと知って、そんな気楽な所じゃない!申しわけない!と思った。

あの兵隊さんは運が良かった。

 

その程度の知識なんで今度のこともよくわからない。

誰か教えてくれないかと思ってたらNHKのニュースで下斗米伸夫さんが解説してくれた。

旧ソ連、ロシア研究の第一人者だそうです。

見ていて、下斗米さんがなんか素っ気ない感じがした。

「暴挙!狂気!」というインパクトが感じられない。

なんか突き放したような感じ。

どこかで見た感じ。

あ、コロナの始めのころの岡部信彦さんに似てるんだと思った。

岡部さんは元国立感染症研究所のえらい人です。

コロナについてテレビでいろいろ聞かれるんですが、答え方がなんか素っ気ない。

ほかの専門家みたいな「えらいこっちゃ!」という感じがない。

で、調べたら、岡部さんは十年ほど前の「なんとかインフルエンザ」の時に「座長」かなんかで対策に取り組んで今後のこともいろいろ提言してた。

で、「だから言ってたでしょ。今さら何騒いでるの」となる。

いや、岡部さんはそんなこと言ってませんよ。

私が感じただけ。

下斗米さんの口調にもそれを感じた。

「だから言ってたでしょ。今さら何騒いでるの」

いや、下斗米さんはそんなこと言ってませんよ。

ウクライナもロシアもアメリカもヨーロッパもいろいろ考えるべきことがあったんじゃないの。

やることがあったんじゃないの。

下斗米さんはそんなこと言ってませんが何か言いたいことはあると思う。

「あんたももうちょっと勉強してください」

これは確実。