朝日新聞朝刊。
「ケータイが普及する前、待ち合わせの連絡はどうしてましたか?」
記事の中で駅の「伝言板」が出てきた。
利用したことないけどなつかしい。
「定期券預かってます」というのが多かったように思いますが。
明治30年代に普及し始めて1990年代に徐々になくなっていったようです。
電話連絡というのはいつごろからでしょうか。
我が家に電話がついたのは私が高校の時です。
公衆電話も近所にはなかった。
中学時代、急に友達に連絡しなければならなくなって、近所の友人の家に電話を借りに行ったことがあります。
その友人の家も、電話はお隣さんと「共用」で、すぐには使えなかった。
「共用」ってどんなシステムだったのか?
電話がついたことで便利になったとかいう感じはなかった。
高校美術部の女性KさんとSさんが電話で1時間以上おしゃべりしてるという話を聞いた時はびっくりしました。
その時の二人の顔もおぼえてるくらいだからよほど衝撃だったんですね。
女性の長電話については社会人になってからもびっくりしたことがある。
ウチの会社のAさんの車に黒電話が積んであった。
聞くと、お母さんと娘さんの長距離長電話に困り果てて出勤時に受話器を外して車に積んでるというんです。
おかあさんは長崎の親せき、娘さんは東京の友達。
電話代がとんでもない額になると怒ってました。
コードレスの電話ができたのは40年ほど前ですか。
細かいことは忘れましたが、当時のご近所の奥さんが「これを使いなさい」とコードレスの受話器を持ってきてくれたことがあるんです。
「これは便利だ!」と感激しました。
ケータイの登場にはもっと感激した。
普及しだしたころ、ヤマハの音楽教室の若者たちと「合歓の郷」に行ったんです。
広大なリゾートをバラバラに移動中、彼らがケータイで連絡を取り合うのを見て「すばらしい!夢みたい!」と思いました。
感激したのにいまだに持ってないというのも不思議ですが。