オードリー・ヘプバーン主演の映画です。
録画してあったのを見ました。
ヘプバーンの映画は色々見かかって途中でやめてます。
この映画を見て初めて「ヘプバーンは知的で清楚なべっぴんさんだ」と思ったんですが、いや待てよ、この格好をしたら誰でも知的で清楚なべっぴんさんに見えるのではないかという疑問がわいた。
デビ夫人にこの格好をしてもらってから結論を出したいと思います。
さて映画です。
ベルギーの若い女性ヘプバーンが尼さんになるんですが、その理由がよくわからないのが話として弱い。
話としては弱いんですが、始まってから1時間ほどは、「NKK特集:尼僧物語」みたいな感じで、「尼僧になるには」「僧院での生活」と淡々と進むので弱さは気になりません。
こんなに長く淡々と続けていいのかなと心配になるけど、途中でちょっと入るエピソードがわざとらしいのでやっぱり淡々と続けるほうがいいと思えてくる。
ヘプバーンのお父さんは高名な外科医で、ヘプバーンは看護婦免許も持ってるみたい。
ベルギー領コンゴで熱帯病の看護にあたりたいと熱望してるんですがなぜコンゴかもよくわからない。
淡々といろいろあって淡々と念願のコンゴにわたる。
カトリック系の病院で働いてるとき同僚の看護婦が現地の男に殴り殺されるというショッキングな事件が起こるんですが、殺人の模様も淡々と描かれるしそのあとも淡々と済まされる。
いろいろ淡々とあってヘプバーンは本国に帰ることになる。
第二次大戦勃発、ドイツ軍侵略の真っ最中です。
ヘプバーンが戒律を守れないことに悩んで尼僧をやめて修道院を出ていくところで「THE END」と出たので「え?おしまいですか?」と思いました。
レジスタンス運動に身を投じるみたいですがよくわからん。
よくわからんが、淡々なので落ち着いて見終わることができました。