集合場所の公園にパトロール隊の70代女性Aさんがやってきた。
開口一番「男前さんが知事になったなあ!」
今回の知事選挙で当選した人がAさん好みのタイプだったみたい。
居合わせたパトロール隊員一同「Aさんらしいな」と白けた感じで特に反応はなかった。
Aさんは「男前好き」を公言してます。
「あの人は男前や!」が決め台詞。
いつだったかパトロール中に病院の話になった。
パトロール隊の定番話題のひとつです。
皆があそこの病院はどうのあの先生はどうのと話してたらAさんがきっぱりと言った。
「私は男前の先生しか行かない!」
「あんた、医者を顔で決めてるの?」
「あたりまえやん!どうせ行くんやたら男前やないと」
そんなAさんが知事を顔で決めるのは当たり前と言えば当たり前。
人間顔だ、という意見もありますからね。
以前通ってた散髪屋の親父がそうでした。
「長年この商売してるとだいたい顔でどんな人かわかるで」
で、「私は?」と聞いたらじっと見て、「まあ、悪いことはしてないな」。
ほめてるんだろうけど消極的なほめ方だなと思いました。
抑制的と言えばいいのか。
とくにうれしくはなかった。
どう言われれば満足?
ちょっと考えさせてください。