エクソシストというのはカトリック教会の「悪魔追い出し係」です。
人間に取りついた悪魔を追い出す。
ウイキペディアによれば250年ごろのローマには56人のエクソシストがいたそうです。
きのうの夜ゆうちゃん(中一)から電話がかかった。
珍しいことというか初めてではなかろうか。
何事かと思いました。
「おばあちゃんに代わって」と言う。
ますます何事かと思う。
家内も何事かと思ったようで緊張した表情で「ゆうちゃん、どうしたの?」と心配そうに尋ねた。
「ふんふん」と真剣な表情がニコニコになってげらげら笑いだした。
きのうの夕方家内が家の前で御隣の奥さんと立ち話してた。
家内が「時々しんどくなることがあるんです」と言ったら隣の奥さんがどんな感じなんですかと聞いた。
元文学少女の家内は張り切って「悪魔にとりつかれたような感じ!」と答えた。
家内が答えたちょうどその時に公園帰りのあきらくん(小4)が通りかかった。
そして家内が隣の奥さんに「悪魔に取りつかれた」と告白しているのを聞いた。
だいぶ暗くなってたので家内はあきらくんに気づかなかった。
家に帰ったあきらくんは衝撃のニュースをゆうちゃんに報告した。
「おばあちゃんが悪魔に取りつかれたって隣のおばちゃんに言うてた!」
ゆうちゃんもあきらくんも漫画やゲームで悪魔の恐ろしさはイヤというほど知ってる。
あきらくんはおばあちゃんはどうなるのかと恐怖と心痛にふるえるだけだったがさすが中一、ゆうちゃんはおばあちゃんの状況を確認してエクソシストに悪魔払いを頼もうと思ったんです。
お騒がせしました。