若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

携帯電話

新聞に入ってたチラシ。
某リフォーム店の、手書き風の、字がびっしり書かれたチラシ。
最上段に、「一生懸命作ったチラシです。捨てないでください」
カチンときた。こういう書き方、気に入らんね。

今朝の駅前演説。××党市会議員△△さん。
名前連呼のみ。それでよいのだ。
改札口に立つ△△さんの支援者。チラシの束を持ったまま、渡そうともしない。これまで、全員に受け取り拒否されて、渡す気をなくしたのであろう。それでよいのだ。

 車内で。携帯の着メロが響き渡った。大音量である。私の前に立つ中年婦人のバッグから聞こえていると思った。しかし、彼女は知らん顔である。
 もう一度響き渡った。たしかに、彼女のバッグから聞こえていると思った。しかし、彼女は知らん顔である。
 三度目。彼女は、「あっ!」と叫んでバッグを開けて携帯を取り出した。取り出しながら、「こないだ着メロ変えたとこやから気づかんかったわ」と、着メロに負けぬくらいの大音量で、車内の皆様に言い訳していた。

 先日の帰りの車内で、着メロが鳴った。
私の横に立っていた中年男性が出た。
「ハイ・・・あ、どーも。・・・ええっ!!・・イヤ、それは・・・そうですか・・・・。それは私のミスです。申し訳ありません。いやいや、全く私のミスです。すみません。いや、私が悪いんです。ご迷惑をおかけします。私のミスです。イヤイヤ、私が悪いんです。私のミスです」
つり革につかまって、何度もお辞儀をしていた。窓ガラスに映る自分の姿に向かって、何度もお辞儀していた。窓ガラスの自分と、何度もお辞儀しあっていた。

 車を運転中。
向こうから、車椅子の男性がやってくる。
前方注意!徐行。

車椅子接近。
前方注意!最徐行!

すれ違おうとする時、車椅子がだんだん私の車に近づいてくる。ぶつかりそうである。
注意どころじゃないので停止。
 見ると、その男性は、片手で車椅子、片手で携帯電話。ニコニコとおしゃべりのまっ最中なのであった。
 
 え〜かげんにせ〜よ。