すっかり北朝鮮の「朝鮮中央テレビ」のファンになってしまった。
今朝は、「朝鮮中央テレビ放送開始40年記念特番」を見た。
取材班の苦労を見てもらおうというのか、雪の中をカメラを担いで行進する場面があった。なんと、降っている雪は、一目でそれとわかる「絵」であった。
これは一体・・・・?
雪が降るのを待てなかったのか?お粗末な合成技術を見せたかったのか?どうせ見ている人はすべて「ウソ」だと思っているからこれでよいのか?
よくわからん。
私の大好きな女性アナウンサーは、「金正子」ではなくて、「リ・チュンヒ」さんというらしい。北朝鮮では、アナウンサーは「放送員」といって、かなり高い地位だそうだが、「リ・チュンヒ」さんは、その中でも特に優れた人に与えられる「人民放送員」という称号の持ち主であるという。
これが、北朝鮮の公式発表である。
そんなことを信じる私ではない。
私は、朝鮮中央テレビの画像を、若草鹿之助商店が誇る画像解析システムにかけて分析してみた。
すると、驚くべきことが分かった。
なんと、「リ・チュンヒ」は偉大な将軍様その人なのであった!偉大な将軍様が女装して厚化粧してかつらをつけて眼鏡を外して目を細めて、自分で自分の事を褒め称えたりしているのであった!
あの男ならやりかねん。
金日成の巨大な銅像もよく出てくる。あちこちで巨大銅像が倒される中、希少価値がある。
文化大革命のさかんな頃、毛沢東主席の巨大銅像をよく見たものである。
その頃、「日中友好芸能使節団」というのが中国を訪問したことがある。吉本の芸人さんたちがメンバーであった。
北京大学に案内された一行は、校庭に立つ、プロレタリア文化大革命の偉大な指導者、東方の空高く輝く真っ赤な太陽、毛沢東主席の巨大銅像の前で記念撮影を行った。
そのとき、一行の中の漫才師、人生幸朗さんが、中国人の通訳に、毛主席の巨大銅像を指して質問した。
「これ、ここの校長はんでっか?」
「やかましわ!」
通訳に頭を張り飛ばされたそうです。