若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

アラビア文字

テレビなどでアラビア文字を見ると、「これを使うのは大変だろうな〜」と思ってしまいますが、使ってる人にとって見れば、どうと言うことはないのでしょうね。

日本人で、「アラビア書道」を習ってる人がいるそうです。かわってる。

20年以上も前、仕事の関係で、ブルボン製菓のビスケットの箱を見て驚いた。アラビア文字が書かれていたのです。当時、アラビアに輸出していたのでしょう。

同じ頃、アラブ向けの輸出用のポットの箱も見たことがあります。
アラビア語が書かれていて、ポットの写真がありました。このポットというのが、いかにも「アラビアンナイト!」という感じの、細くて長い口がすーっと伸びているものだったので、「やっぱり、向こうではこういうスタイルが好まれるのだな〜」感心しました。

印刷会社で「校正係」をしている人の本を読んだことがあります。
「校正」というのは、神経を使う仕事だと思いました。
自分でこうして文章を書いていて、注意して読み直したつもりでも、後でとんでもない誤字に気づくことがあります。
他人が書いた、わけのわからん文章をチェックするのは大変だと思います。

最近私が身近に経験した「大チョンボ」は、去年、某超一流印刷会社が印刷した、某一流月刊誌の、2003年1月号。表紙に、「2002年1月号」と印刷されていたのです。かなり後の段階でわかって、関係者は大変だったようです。

こういう、「校正以前」と思えるミスもあるのですね。

校正係の人にとって厄介なもの。
生命保険などの契約の時の「規約」。とにかく字が細かい。
科学関係の論文や、自分が知らない外国語の文章。「正しい」方を知らないのだから、チェックするのは大変でしょう。

中でも、気が狂いそうになるのが、「アラビア語」だそうです。
原稿と、校正刷りを見比べているだけで、目も頭もおかしくなるそうです。

誤字ではなくてもおかしなのはあります。
私が使ってる、庭のコケ用の除草剤で、「コケレス」という商品があります。
この商品名の文字が、シャレたデザインになっているので、どう見ても
「コケレス」ではなく
「コケムス」に見えるのです。