若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

寒暖計

キンドルの「タダ本シリーズ」の古い日本の小説を読んでたらヘンな文章がありました。

「部屋の中が35度だから寒いはずだ」

これって「華氏35度」ということですね。

戦前の日本では「華氏」がふつうだったんでしょうか。

ネットで調べたけどわかりませんでした。

公式文書に「摂氏」が現われるのは1950年代だそうですが。

 

いろいろ調べてたら「昔は寒暖計と言った」というのがありました。

そうそう、「寒暖計」と言ってましたね。

いまは「温度計」が主流だと思います。

「寒暖計」の方が人間的かな。

 

経済産業省のページで「摂氏」と「華氏」の問題を取り上げてました。

気象庁じゃないですよ。

日本国で使える単位というのは法律で決まってるんですね。

「華氏」の温度計を売るのは法律違反なんです。

「摂氏」と「華氏」の両方の目盛りをつけるのもダメと言うんですから厳しいですね。

販売目的で陳列するのも禁止だそうです。

例外が認められていて、輸出する温度計は「華氏」でもよろしい。

たしかにアメリカでは「摂氏」の温度計は売れない。

 

法治国家、なかなかむずかしいですね。

「華氏」の温度計を作って売るくらいいいと思うけど、たぶんそういうとこから国が亡びるんでしょう。

いや、滅びるかな。

なぜ「摂氏」と「華氏」併記の温度計がダメなのか安倍さんに聞きたい。

やめるまでにスピード感と緊張感と、もうひとつなんだったか、え~っと・・・責任感をもって答えてもらいたい。