若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

男のアホ

毎日新聞のカメラマンが、取材先のイラクで拾った爆弾を、土産にしようとバッグに入れてアンマン国際空港に持ち込んだところ、爆発して死傷者が出たという話。

「アホ」とは、こういう男のためにある言葉ですね。
典型的な「男のアホ」だと思います。女性でこんなことする人いますか?

私が、「男のアホ」に気づいたのは、高校の時であった。
道を歩いていた。向こうから、小学生の男の子が自転車に乗ってやってきた。
彼は、道路を注意して見ながら、大きな石を見つけると、自転車でわざわざその石を乗り越えた。
次に、材木が転がっているのを見つけると、またもわざわざその材木を乗り越えようとして、転んで泣き出した。
その時、「男というのはアホなのではないか」と思った。

やはり高校の時、美術部のS君と自転車に乗ってクラブで使う工具を買いに行った。私は後ろに乗っていた。
下り坂にさしかかった時、S君が、「両手を放しても大丈夫やで」と言った。
私は、「やめろ」と言ったが、S君は両手を放した。放した瞬間、自転車は倒れて、私たちは激しく道路に投げ出された。
S君は前歯を二本折った。
私は、うまい具合に顔がS君のお尻に乗ったので、手をすりむいただけであった。S君には恨みがあるが、S君のお尻には感謝している。
このときも私は、「男というのはアホなのではないか」と思った。
S君は、現在某国立大学の教授である。国立大学の教授には、かなりアホが混じっていると思う。

息子が幼稚園の時のある土曜日。
私が送って行った。
出かける時、庭に猫のうんこがあるのを見つけた息子は非常に喜んだ。
「うんこ」と「おしっこ」さえあれば、喜ぶ年頃である。

幼稚園に行く道で、友達を見つけては、「ねこのうんち」の話をする。
聞いた男の子たちも、ギャーギャー喜んでいる。
何人かの男の子に報告してから、女の子をつかまえて喜び勇んで報告。

「ウチの庭に、猫がうんちしてたんやで!」
彼女は冷静に
「そういうこともあるでしょ」

やっぱり、男ってアホとちがうか?

毎日新聞のカメラマンは、こういう典型的「男のアホ」ですね。
ブッっちゃん、正ちゃんも、この系列に属するので、周囲のおとなが注意してやる必要がある。
こいつらはほんとに危ない。
ブッちゃんが、空母インデペンデンスに降り立った時の得意そうな顔を見たら、親ならずとも心配になりますね。