若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

発表会?

いつものことながら、尊師主催の発表会では、衣装やステージ上での動きが勉強になる。
演奏については、うまい人はうまい、ヘタな者はヘタ、という感じで、勉強にはならない。

ややや君がレザーパンツをはくということを聞いていたが、私は、勝手にはけ!似合うはずがない!と思っていた。
ところが、なんと、きまっているではないか。
自分にはレザーパンツは無理だと思っていたが、ややや君に似合うならワシだって、と対抗心に火がついてしまった。
次回の発表会の目標は、レザーパンツで決まりだ!

TAKAちゃんは、イケメンナイスミドルを気取っている人である。
私は、イケメンナイスミドルである。
まぎらわしいが、全然別物である。
いっしょにされると迷惑である。

彼が、沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌うというので少々心配していた。
本物のイケメンナイスミドルに変身するかも知れないと思ったのである。

大丈夫だった。
両手をあげて腰をくねらせるセクシーなジュリーのフリが、「珍芸!ジュリーの阿波踊り!」になっていた。

私は、ビデオ係としてこの「珍芸」を余すところなく、克明に撮影したので、このビデオが出回れば、TAKAちゃんは、当分イケメンナイスミドルを気取ることもできないであろう。

丑之助君は、ハードロックボーカリストである。
ハードな曲をわめかせたらじゃなかった歌わせたら天下一品である。
小学校の理科の時間、声というのは空気の振動であるということを教える時、教材として使えるような人である。

その彼が、今回内山田洋とクールファイブの「中の島ブルース」を歌った。

ここまで読んだ人は、「ヤマハ」について疑問を抱かれると思うが、「ヤマハ」がおかしいのではなくて、尊師がおかしいのである。

私は、彼が演歌を歌うということについて、どうかと思っていたが、はっきり言って、良かった。
「ヘビー演歌」という新しいジャンルを作り出したといってよいだろう。

演歌の衰退が言われて久しいが、高齢化時代に合わせて、彼のような歌唱法が要求されるのではないか。
耳の遠いお年寄りでも、彼の歌なら補聴器なしで聞き取れる。

家内が、今回もイヤイヤ見に来たのであるが、TAKAちゃんも丑之助君も今まで見た中で最高だったと言っていた。
二人とも進むべき道をやっと見つけたようである。