若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

草鹿家文庫

今日は朝から掲示板でヒマ人の相手をするのに忙しかった。
世の中にはヒマな人もいるものだと感心する。
忙しい仕事の合間をぬって相手をするこちらの身にもなってほしい。
これではまるで介護士みたいなものだ。

母は要介護老人施設でお世話になっている。
痴呆や身体が不自由なため介護を必要とする老人のための施設だ。

先日行ったとき申込者が受付でもめていた。
要介護老人を今すぐ入居させたいと言うのに、できないと言われている。

「部屋が空いてないんですか」
「部屋は空いています」
「それではすぐ入居させてください」
「9日になります」
「どうしてですか」
「要介護は八日以後」
「えーかげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」

つまらん洒落を思いついてその洒落を使いたい一心で文章を作るのは私の悪いくせだ。
どうしても不自然になる。

日本福祉大学図書館に「草鹿家文庫」と言う名の蔵書があるそうだ。

ウチと関係あるのではないかと思って調べた。

「草鹿家」は加賀前田藩の分家の、加賀大聖寺藩藩主前田氏に代々御典医として仕えた家だそうだ。
たぶん、それ以前に何代目かの若草鹿之助に仕えて、功労があったので「草鹿家」を名乗ることを許されたのであろう。
二字ももらったのだから大変な功労者に違いない。

「草鹿家文庫」は、草鹿家の人たちが代々集めた、ほとんどが江戸時代の和漢書大学図書館に寄贈したものだ。

なんとなく誇らしい気がする。