若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

昭和基地便り

朝日新聞特派員報告。

今日は昭和基地から。
前に、「昭和基地では部屋を出るとき鍵をかけなくてもよいのだ!」と、南極大陸の治安のよさに感激していた人だ。

この特派員は、近々南極内陸部への調査に同行するらしい。
知り合いの探検家からメールが来た。

「凍傷にならないように細心の注意を払ってください」

心温まるメールだ、と感激している。
この特派員はこういうメールですぐ心が温まる人だから凍傷にはならないだろう。

素直な人だ。
私みたいなひねくれた人間はこうはいかない。

ナヌ!?南極で凍傷に注意しろ?
海ではおぼれるな、川では流されるな、サハラ砂漠ではのどが渇くぞ、宇宙には空気がないぞ。

大きなお世話じゃ!
なめとんのか!
凍傷の心配するのなら、オロナイン軟膏の一つくらい送ったれよ。

メールをくれた探険家は、前に何カ国かの犬ぞり部隊で南極を探検している。
そのとき、犬がアザラシに病気をうつした疑いがあって、以後南極には犬を連れて行けないそうだ。
しかし、この探検家は、最近の南極観光ブームを見ていると人間のほうが問題ではないかと心配しているようだ。
特派員は、この、犬を閉め出すだけでよいのかと言う問いかけに、他人事のように心を動かされている。

ペンギンとたわむれて心が洗われる思いだった、なんて報告書いてきたらしばくで。

朝日新聞訂正記事。
「地球の水の量は14億リットルとなっていましたが、14億立方キロメートルの間違いです」
間違いを指摘したのは、有名小学校を受験する子供に違いない。

郵便を集めて回る赤い小型トラックを見かけた。
後部に、「この車はポストの前で止まります」と書いてあるのに気づいた。

ほんまか。
ゼッタイやな?
止まらんかったら罰金。

「この車はポストの前で止まることもあります」が正しい。

細かいことを言うようだが、ポストの前で止まらなかったのを目撃したことがあるのだ。
我が家の近くに特定郵便局があって、その前にポストがある。

先日、その道を歩いていると、向こうから赤い郵便集配車が来るのが見えた。
ポストのところで止まるかと思ったら、止まらず通り過ぎた。
ポストがあわてて手を上げて、「オーイ!」と叫んだので、車は気づいて急停車して戻り、事なきを得たのであった。