はなちゃんは、きのうロサンゼルスへ出発しました。
パパが迎えに来てくれました、というより、私にとっては、拉致実行犯という感無きにしも非ずであった。
はなちゃんは朝からご機嫌で、私がおんぶ紐で抱いて出発したから余計にご機嫌であった。
ぐずっている時でも、おんぶ紐で抱いて外に出るとおとなしくなって、そのうち寝てしまうはなちゃんです。
それほどお気に入りの状態なので、すばらしくおりこうちゃんであった。
成田に向かう飛行機に乗ってもおりこうちゃんで、「満点はなちゃん!」と思ってたが、しばらくすると泣き出した。
眠いのと環境が変わったからでしょうか、いつになく激しく泣いて、おしゃぶりも放り出して、床に落としてしまった。
乗務員の女性が、熱湯で洗ってきてくれて、「気圧の変化がありますから、赤ちゃんは泣いた方がいいんですよ」と困り果てた私たちをなぐさめてくれた。
成田空港では、元のおりこうなはなちゃんに戻った。
東京のおじいちゃんおばあちゃんと合流、知的で冷静な四人の祖父母は、泣き喚いたりすることなく、にこやかにはなちゃんたちを見送った、ということにしておこう。
飛び立つところを見届けようと、寒い展望台で待っていたけど、たぶんアレかなという飛行機が飛び立つのを見たが、はなちゃん達が乗ってたかどうか、自信ありません。
私たちはとんぼ返りで、帰りの飛行機に乗り込んだら、来る時おしゃぶりを洗ってくれた女性乗務員が乗り組んでたので、お互いに驚いた。
伊丹で降りる時、彼女は、「お役目ご苦労様でございました」と言ってくれた。
我が家に帰ると、家が抜け殻のように思えた。
誰に遠慮のない、抵当に入っているわけでもない、正真正銘の「我が家」なのであるが、「主無き家」という感じがした。
デジカメを持って行くのを忘れていた。
何か写ってるはずだと思って、見ると、出発前、はなちゃんが寝返りをしそうなところを10枚ほどとっていた。
同じような写真は何枚もあるけど、「出発直前記念」ということで、プリントした。
今朝早く、娘から、「無事着きました。はなちゃんはずっとおりこうでした」というメールが来た。
久しぶりで家内と二人の朝食であった。
きのう録画しておいた、「つるべの家族に乾杯!」を見た。
朝の七時から、録画した「家族に乾杯!」を見てる人も少ないだろうと思った。