新聞の、「家庭不用品譲ります」欄。
「絵本一箱。500円」
妥当である。
「講談社童話全集18巻。350円」
むむ・・・・。
悩ましい価格設定だ。
「探してください」欄。
「雑種猫がいなくなりました。見つけた方連絡ください。名前は『ドラミ』です」
むむ・・・・。
猫も名前を呼ぶと反応するんですか。
名前を呼び捨てにされて反応するようではだめだ。
日米関係も「ロンとヤス」からおかしくなった。
「ジョージとジュン」もだめだ。
「ジュンとネネ」とか「ヒデとロザンナ」はよろしー。
アメリカの大統領から名前を呼び捨てにされて喜んでいるようでは犬猫なみだ。
中曽根首相も、レーガン大統領に、「『ヤス』ではなく、『やっさん』と呼んでほしい」と伝えて了解を得ている。
先日のレーガン元大統領追悼番組でも、ホワイトハウスに中曽根首相を迎えたレーガン大統領が、あの人をひきつけてやまない笑顔で、「Oh!やっさーん!」と中曽根首相を抱き寄せ、中曽根氏が「おやっさん!」と呼ばれたと勘違いして憮然としている場面が何度も映し出された。
小泉首相はブッシュ大統領に、「せめて『ジュンちゃん』と呼んで下さい」と堂々と要求すべきだ。
あの鈴木宗男氏も、ロシアから「鈴木さん、あなたは私たちの友人です」と言ってもらっているではないか。
カタコトでも良い。
ブッシュ大統領から、「コイズーミサーン」と呼ばれるまでは、日本がアメリカの対等のパートナーとして認められたことにならない。
ブッシュ大統領が私を、「ヘーイ!シカノスーケ!」なんて呼んだら、しばく。
今年の「鹿せんべい飛ばし大会」で私が歌っていると、小さな男の子をつれた若いお母さんが、私に向かって「鹿之助〜!」と叫んだ。
一瞬、ムカッとした。
なぜ呼び捨てにする!と思ってしまったのだ。
名前で気になるのは「多国籍軍」だ。
国連に認められた軍隊であって、単なる「連合軍」ではない、と言いたいのだろうけれど、原文はどうなっているのかと思う。
「多国籍軍」と訳すとなんとなくぼんやりした感じだけれど、「連合軍」なら「連合軍最高司令官マッカーサー将軍」の指揮の下に動かねばならない。
情けないではないか。
こっらー!ジュン!
靖国神社の英霊に、「今度、むこうの下でやることになりましたんで」て、一応挨拶ぐらいしとけよ。