若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ライブの予定

1月9日に、私たちはライブをする予定だそうだ。

頼りない書き方だが、頼りない話だから仕方がない。
「私たち」とは、ヤマハの奈良の教室の発表会で何度かバンドを組んだメンバーだ。
ドラムのIさんが言い出して、ボーカルのYさん、ベースのK君が乗って、発表会同様、教室の受付嬢Mさんも手伝ってくれるようだ。

ギターの私をはじめ、ヤマハ・ポピュラーミュージックスクール西大寺教室の各コースの成績優秀者が集まったバンドと言いたいところだが、ここは謙遜して、各コースの「出たがり」が集まったと言っておこう。

23日の難波での発表会でこけたYさんも、もう立ち直っているころだろう。
年を取ると立ち直りが早い。
忘れるのが早いというべきか。

私は、大失敗して大変な恥をかいて再起不能と思えるほどに落ち込んだ場合で、大体三日で不死鳥のようによみがえり、周囲の人たちから「奇跡の復活」と称えられる。
ちょとした失敗なら、自分で気づかない。

曲は、これまで発表会でYさんが歌った「ダイアナ」「オオキャロル」「恋の片道切符」などの「オールディーズ」だ。

小学校高学年のころからよく聞かされた懐かしいような腹が立つような曲だ。
お向かいの、たしか高校生だったお姉さんが聞かせてくれた。
家に呼ばれて、お菓子などもらって聞いたのならいい思い出だが、そうではない。

このお姉さんは、二階の窓を開け放って「電蓄」でガンガン鳴らしたので、外で遊んでいる私たちはいやおうなく聞かされることになったのだ。
私は、ほんとにうるさいと思った。

このお姉さんがどんな高校生だったか忘れてしまったが、「不良だ」と思ったことだけ覚えている。
結婚した彼女がたまに実家に戻ってきたとき、不良の名残をかすかに感じた。

今度のライブに彼女を招待したいものだ。
お向かいのかわいい坊やが、立派にイケメンナイスミドルに成長し、さっそうと「ダイアナ」のギターを弾く姿を見て、涙を流すに違いない。