若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

鹿せんべい飛ばし大会

去年まで無料だったが、今年から、出場料三百円と言うことで、主催者側も心配していたが、大変な人であった。「有料化」は成功だったと言える。

昨日の話では、出番は、「ファイブローズ」、私、「桜よしの」の順だったが、どういうわけか、「桜よしの」さんが最初に歌いだした。
主催の観光振興会の会長に、どうなってるのか聞きに行ったら、「いやー、どうなってるのかわかりません」とのことであった。
いつものことなので驚きはしなかった。
そういう「ゆるさ」がこのイベントの良さである。

「ファイブローズ」は、今年は三人だった。
「ファイブ」といいながら毎年四人なので不思議に思っていた。聞くと、五人ではじめたのだが、今年三人になってしまったのだそうだ。
リーダーが、「五つのバラ、ではじめたんやけど、今はバラバラ」と言った。
歌も含めて、「ファイブローズ」さん、最高のパフォーマンスだと思った。

私は気分よく歌えた。
客も多かったし、楽しそうに聞いてもらえたからだが、一曲めの「むかしむかしのロックンロール!」を歌い終わったら息が切れてしまった。毎年思うが、ステージで歌うには体力が必要だ。
とは言え、歌の出来を云々するレベルではなく、歌詞さえ間違えなければ合格だと思っているから気楽だ。

ただ、去年私が仲人をした丑之助君のお母さんの姿が目に入ったので焦ってしまった。
ステージで熱唱し踊り狂う私を見て、「こんな男に息子の仲人を頼んだのか!」とボーゼンとしておられるのではないかと思ったが、踊りをやめるわけには行かなかった。つらかった。

CDの売れ行きは何時になく悪く、数枚しか売れなかった。歌う前に、「一曲で千円のぼったくりCDです」と正直に紹介したのが悪かったのだろう。
売れ行きが悪いのに、若い女性が、「一昨年買ったCDなんですけど、サインしてください」と持ってきたのでがっくりした。

読売テレビが私のステージを写してくれた。明日の夕方放送されるかも知れないそうだ。インタビューも受けた。
私の事を、「奈良在住のミュージシャン」と紹介したらいいですかと聞くので、「イヤ、奈良を代表するイケメンナイスミドルロックンローラーにしてください」と言ったら、「ウ〜ン、一応報道番組なもんで、それはちょっと」と言われた。
「真実を報道する」と言うなら、イケメンナイスミドルロックンローラーでいいはずだ。