ＮＨＫテレビ、「新日本紀行ふたたび」。
昔の番組「新日本紀行」の再放送と、その現在の様子を伝える、楽しくもあり、時の流れを感じてしみじみさせられる番組でもある。
大体30年ほど前に放映されたものが多い。
30年前というと、私が30歳であるから、つい昨日のような、かなり昔のような微妙な感覚である。
50年前ならはっきり昔だと思う。
30年は中途半端だ。
その中途半端さがかえって時の流れを感じさせる。
今朝テレビをつけたら、おじさんたちが野球をしている場面だった。
今日は何の話だろうかと見ていて、あれっ！？と思った。
野球のユニフォーム姿で、打ったり走ったりしているのであるが、全員背番号「８」だ。
背番号「８」の人が投げて、背番号「８」の人が打っている。
守っている人も背番号「８」。
背番号「８」だらけ。
いったいこれは・・・？！？！
29年前の、養蜂家たちの野球大会なのであった。
ミツバチとともに旅をして蜂蜜を取る人です。
で、背番号「８」(^o^)／
春のはじめ、養蜂家たちが鹿児島に集まる。
鹿児島からそれぞれに花を求めて北へ旅立つ。
年に一度集まる養蜂家なかまが野球をしていたのである。
背番号「８」！
おしゃれではないか。
今では高齢化が進み、業者も少なくなって野球は無理のようだ。
若草鹿之助商店野球事業部では、日本以外ではありえないこの「養蜂家野球チーム背番号８ユニフォーム」を、アメリカの「野球の殿堂」において永久保存してもらえるよう、米大リーグ機構と交渉を開始した。
