若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『プレジデントファミリー』

雑誌の広告。
『プレジデントファミリー』というと、大統領の家族のことだと思うだろうが、あわててはいけない。『プレジデント』という雑誌の「ファミリー版」である。
『プレジデント』には、会社のことが書いてあるようなので、「プレジデント」は「大統領」のことではなく「社長」のことだろうかと思うが、『社長』という雑誌もヘンだ。辞書で見ると、「プレジデント」には、「学長」とか「総長」という意味もあるから、日本語に直すと『総長』という雑誌かもしれない。それならわかる。

さて、『プレジデントファミリー』の特集は、「担任教師の能力判定」。
ここはお父さんの出番だ。長年会社で能力判定されているだけに、そのうっぷんを晴らしてじゃなかった経験を生かして、判定していただきましょう。
どのように判定すればいいのか。『プレジデントファミリー』が用意した、「教員査定シート」にチェックを入れるだけでいい。お手軽である。

ますますお父さんの出番だ。
日ごろ会社でお手軽に能力査定されているだけに、以下同文。

「夫婦、親子で話しながら、担任、教科の先生に当てはまる箇所をチェックしてみませんか」

なんともほのぼのとした家庭の情景が目に浮かぶ。
では、家族そろって、いってみよう!

1.子供を伸ばすことを最優先課題として考えられるか。
「そうだ!頼むぞ先生!」
「よくできたチェックシートね」
2.早寝、早起き、朝ごはんを家庭に強制できるか。
「か、かあさん、だいじょうぶか?」
「ムカッ!パパ!次いきましょう」
3.なにか得意分野を持っているか。
「い、いや、特に・・・」
6.子供の性格や学力構造を理解しているか。
「パパももう少し子供のことに関心を持ってもらわないと」
「次いこう」
12.情報を独自の視点で編集しわかりやすく提示できるか。
「クソ!このまえ部長にいわれたとこや」
15.メリハリやテンポの利いた話し方ができるか。
「課長みたいなこというな!」
16.大人ならではの「凄み」をなにか一つでも子供に提示できるか。
「・・・」
「どうしたの、パパ!」
「つ、次いこう」
19.わからないことに正直か。
「大きなお世話じゃ!」
22.生きていくうえでの自分なりの座標軸を持っているか。
「この〜!おまえはいったい何様のつもりじゃ!」
ビリビリッ!
「あなた!おちついて!」
「パパ!パパ!」