若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

グレート・マザー

世界最高齢者、エリザベス・ボールデンさん(116歳)がアメリカ、テキサス州メンフィスの老人施設でなくなった。

後を引き継ぐ、新・世界最高齢者は紹介されていない。
探してるのだろう。
我と思わん方は名乗り出てください。

ボールデンさんは、孫が40人、ひ孫が75人、ひーひー孫が150人、ひーひーひー孫が220人、ひーひーひーひー孫が75人いるそうだ。

ひーひー孫を「玄孫」というくらいは知っていたが、ひーひーひー孫を「来孫」というのは知らなかった。
ひーひーひーひー孫を「昆孫」というのも知らなかった。
というか、ほんとに「昆孫」なのかな。
「混乱」の「混」なのか。
このあたりになれば、混乱してもおかしくない。

「昆孫」の次もあるのか。
「昆孫」からみると、ボールデンさんは何に当たるのか。
曽祖母、の、えーっと・・・まあええか。
アメリカですからね。
漢字で悩まなくてよろしい。

それにしても不思議な感じがする。
私は、じいちゃんばあちゃんしか知らない。
それも、父方の祖父母は、私が生まれる前に死んでいる。

じいちゃんばあちゃんの、上の上の上の上の人?
どんな人じゃ。
私の祖父母は雲の上の人だが、ボールデンさんは、「昆孫」から見ると、雲の上どころではない。
アンドロメダ星雲の彼方の人だ。

それにしても、500人を越える大ファミリーである。
国連の世界人口統計事務局の計算では、この調子でいくと、25世紀にはボールデンさんの子孫は40億人を越え、世界人口のほとんどはボールデンさんの子孫ということになるそうだ。

ここに、ついに「人類は一家」という理想世界が達成される!

政治、経済、学問、芸術、スポーツ、あらゆる分野をボールデン一家が支配する。
ボールデンにあらずば人にあらず。
世界中で繁栄するボールデン家には太陽が没することがない。

グレート・マザー、エリザベス・ボールデンに栄光あれ。