若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ペコちゃん一大事

不二家が大変らしい。
何が大変なのかあまりよくわからないが大変らしい。
それほど大騒ぎするようなことなのかと思ってしまう。
お菓子のことだからと、甘く見てはいけないのか。

使用期限が切れた材料を使ったようだ。
どこだったか、あるコンビにでは、製造から二時間以上たった弁当は捨てるそうだ。
すばらしい!のか?

ハンバーガーだったか鶏のから揚げだったか、作って10分たっても売れなければ捨てる店があるらしい。
すばらしい!のか?
すばらしいのかもったいないのかわからない。

不二家のキャラクター、ペコちゃんは、終戦後の食糧難時代の象徴である。
空腹を抱えた子供達を励まそうと作った人形で、はじめは「腹ペコちゃん」という名前だった。
昭和30年代、「もはや戦後ではない」といわれるようになってから、「ペコちゃん」と呼ばれるようになった。
不二家は大揺れだが、ペコちゃんはずっと揺れている。

関西テレビも揺れている。
番組でうそをついたのだ。
うそをつくのはかまわない。
納豆を食べたらやせると口から出まかせに言ってるだけなら良かったのに、データをでっち上げたようだ。
細木さんのように、口から出まかせだけでやめておけばいいのだ。

口から出まかせは許されるのに、なぜデータのでっち上げは許されないのか。
データのでっち上げに慣れていないからだろう。
早く慣れる必要がある。
どんどんでっち上げてほしい。
データのでっち上げは仕方がない。
人間だもの。
アリストテレスが言ったように、人間はでっち上げる動物だ。

テレビを見て、納豆を買う人が急増したそうだ。
朝日新聞で、買った人が怒っている。

信じていたのに!カネを返してほしい!裏切られた!

こんな人、いるのか。
これもでっち上げかも知れない。

子供ならいざ知らず、義務教育を修了したいいトシをしたおとなが、テレビの番組を見て納豆を買いに走るものだろうか。
どんな人たちだろうかと思っていたら、なんと、私の妹も納豆を買いに走ったのだ。
がっくりきたそうだ。
しかし、妹は金を返せとは言ってない。
今後も続けるそうだ。
なぜか?
体重が減っているのだ!
ウチの妹がテレビに出るかもしれない。
納豆ダイエットの逆襲!」

この番組のスポンサー「花王」の製品はだいじょうぶだ。
と思います。
データがしっかりしている。
と思います。