いろんな本がありますね。
風間書房という出版社から、難しそうな本が出ている。
『乳児における重力法則理解の発達』
これは?
乳児が、だんだん重力法則を理解していく、ということですね。
う〜む・・・。
あかちゃんが・・・。
徐々にニュートンに近づく・・・。
よだれのたれるのを見て、万有引力の法則を発見する・・・。
・・・。
こういう本のタイトルを見ると、どうしても「・・・」が多くなる。
息子が小学生のころ、会話の中でよく「・・・」を口にした。
「宿題したか」
「てんてんてんてん」
この本の解説は、「物のふるまいについて乳児の知識発達を探る」となっている。
かなりの数のあかちゃんに、おもちゃを渡して遊ぶ様子を観察したのだろう。
楽しそうだ。
あかちゃんが投げたおもちゃが落ちるのを見ているのを観察して、あかちゃんの表情から、重力法則が理解できているかどうか判断する。
難しそうだ。
もう一冊。
『美術鑑賞学習における発達とレパートリーに関する研究』
これはちょっと内容を想像することができない。
とりあえず、「解説」を読む。
「美術鑑賞における発達的特徴を比較文化的視点から究明しつつ、新たにレパートリー理論を構造化し、独自の鑑賞学習支援ツールを開発して、その成果と課題を検証」
ますますわからなくなる。
独自の「鑑賞学習支援ツール」とは?
それを使うと、絵や彫刻を見る目が肥えるのであろうか。
機械を目に取り付けるのか。
読んでみたい気はするが、9450円である。